<国際・海外>

◆ フィリピンで孤児院、盲ろう学校、ストリートチルドレンのこども達の支援を実施されている特定非営利活動法人アクション代表 横田様講演報告2018.5.15

(デュシタニマニラにて)
(デュシタニマニラにて)

 

25年に渡り、フィリピンで孤児院、盲ろう学校、ストリートチルドレンのこども達の支援を実施されている特定非営利活動法人アクション(以下:アクション)代表 横田様にフィリピンの子ども達の現状やご活動の内容についてお話を伺いました。

 

法人名の「アクション」とは、“A Child’s Trust Is Ours to Nurture”の略であり、「私たちの愛情をこどもは信頼してくれる」という意味です。

 

代表の横田様は、1994年、高校3年生時にピナツボ火山の噴火で被災した孤児院の存在を知り、単身でフィリピンに行きました。そして、火山灰で倒壊した孤児院を立て直すために現地の人々に混じって手伝いました。現地の人々に教えてもらいながら、約1ヶ月間お世話になったことが、感謝の気持ち、恩返ししたい気持ちとなり、現在に至るまでの活動につながり、横田様の原点となっています。

 

1994年アクションを設立し、1995年インドの孤児院で活動、1996年ケニア、内戦後のルワンダ・ウガンダの戦争孤児支援、1998年ルーマニアの乳児院支援をされています。2001年には、皇太子殿下の前で活動を発表されています。

 

アクションでは、孤児院、盲ろう学校の運営サポート、ストリートチルドレン支援、孤児院のこども達への職業訓練、孤児院や貧困層のこども達へのスポーツを通じた青少年育成事業、施設職員の能力向上プロジェクト(JICA草の根技術協力事業委託)、貧困地域の女性への所得向上支援事業等々の活動をされています。

 

お話を伺いまして、衣食住も大切であるけれど、子どもの周りにどういう大人がいるかが、子どもの成長には最も大事なことであるという思いで活動されていることがすばらしいと思いました。

 

フィリピン国民の約25%が貧困層である現状と、貧困層の60%以上が地方在住のため、貧富の差が激しいです。にもかかわらず、物価は日本の約2分の1で高いです。

そのため、教育や職業訓練、職業自体を創ることがとても重要なことであると感じました。

 

そして、病院の受診料は高額となっており、費用対効果の高い日本鍼灸がフィリピン国民の健康に貢献できる部分もあるのではないかと思われました。

 

近年、フィリピンのGDPの成長率は6%〜7%台と好調を維持しており、人口が2014年には、ついに1億人を突破し、子どもの多い綺麗な人口ピラミッドを持つフィリピンは、今後さらなる経済発展が期待できると考えられます。

 

ますます横田様のご活動が、フィリピンの子ども達やシングルマザーのためにご活躍されることを祈念いたします。

 

2018年5月15日(火) デュシタニマニラにて


◆ フィリピンの首都マニラ マカティ市で開業されている日本人鍼灸師 「指圧・はり・マッサージサービス」訪問報告2018.5.14

(指圧・はり・マッサージサービスにて)
(指圧・はり・マッサージサービスにて)

 フィリピンの首都マニラ マカティ市で開業されている日本人鍼灸師 「指圧・はり・マッサージサービス」院長 小泉先生に海外での鍼灸についてお話を伺ってきました。

 

 2016年ネパールのルンビニにて、ティテパティよもぎの会主催ヘルスキャンプで一緒に活動した手島先生より紹介のJervis氏のコーディネートのもと訪問することができました。

 

 高層ビルのオフィスや多くのショッピングモールが立ち並ぶ都心エリアであるマカティ市に治療院はあります。

 

 小泉先生は、日本で15年、フィリピンで22年の臨床経験を持つ先生です。スタッフ5名で、休診日無しで診療されています。

治療院には、フィリピンのプロサッカーチームも治療に来られています。

 

 多い疾患としては、頚腕症候群、婦人科疾患、不定愁訴の患者様が来院されており、心療内科系の不定愁訴に関しては、1時間カウンセリングを行ってから、治療をされています。

頚腕症候群が多い理由は、パソコンやスマホの普及の影響が強く、パソコンの位置が高すぎることが多いので、パソコンの位置を変えてもらったり、姿勢についてアドバイスもされています。

日本とフィリピンの来院患者の症状の違いは、ほとんどないそうです。ただ、季節性の症状はみられないとのことです。

 

 小泉先生がフィリピンに行かれたきっかけは、日本で勤めていた貿易会社が、フィリピンに支社を出すことになり、フィリピンに来られ、その後、ご結婚されました。

そして、貿易会社を退職され、現在の「指圧・はり・マッサージサービス」を開業されました。

日本で技術を身につけて、現在は、経絡、漢方、西洋医学的な理論を折衷して、治療をされています。

 

 治療に使用する鍼は、基本6本で、中には、20〜30本の方もいます。術式は、置鍼、単刺、散鍼などであり、基本的には、切皮のみで1mm刺入。経絡に沿って、気血を流すのが、目的です。

 

 また、内臓の症状等においては、器質的なものよりも機能的なものが多く、心身相関的なものが多いとのこと。そのような場合、胃腸の働きを上げて、体力の底上げをすることをベースに治療されています。胃腸がしっかりしないと心も良くならないということが理由であるためです。病気に対する不安が大きい患者様に対しては、「1つ症状が取れたんだから、後は明るいんだよ」という言葉がけが大事であるとのことです。

 

 そして、小泉先生考案の磁石を使用した通称「NS鍼」を見せていただきました。外関・臨泣に刺鍼し、磁石をつけるというもので、パルスを使用するよい過剰刺激にならないとことです。

 

 また、現地での保険治療は、民間の保険会社があるが、ほとんどが自費治療となっています。

 

 これから、海外で働きたい若い鍼灸師・鍼灸学生に向けてメッセージをいただきました。

「海外に出るためには、まず生活できるだけの資金を準備して、最低限の医学知識を身につけて、治療ができないといけない。そして、現地のリサーチが大事であり、2年は住む覚悟が必要である」

海外での厳しい状況を、乗り越えてこられた小泉先生だからこそのメッセージであると感じました。

 

 「一生勉強。勉強しなくなったら終わり」と継続する力を大切にされている小泉先生が、治療家にとって一番大切なこととは、「対峙したクライアントから逃げないこと。あらゆるものを総動員して治療する」と真摯に患者と向き合う医療を実践されていました。

 

 小泉先生のお話をお聴きしまして、困っている患者様を助け、とても信頼の厚い先生であると感じました。

ご縁をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

 

2018年5月14日(月) 指圧・はり・マッサージサービスにて


◆ 鍼灸医学ベトナム国際セミナー報告2018.3

 2018年1月18日(木)、国際医療技術財団、日本鍼灸師会、国際開発救援財団、ベトナム政府保健省伝統医学局、ベトナム国立鍼灸病院の主催(後援:日本国政府外務省、厚生労働省、経済産業省 協賛:日本理学療法器材工業会)により、「鍼灸医学ベトナム国際セミナー~医療の向上に貢献する日本鍼灸~」がベトナム国ハノイ市のJ.W.マリオットホテルにおいて開催されました。

 

 本セミナーは、日越外交関係樹立45周年記念事業第1号に選定され、歴史的な初めての鍼灸国際セミナーとなりました。在ベトナム日本国大使館梅田邦夫特命全権大使の臨席をはじめ、ベトナム全土から114名(伝統医学医師・政府保健省役人・教育関係者など)が参加し、日本側(鍼灸師・伝統医療メーカー・日本国大使館職員など)は36名が参加し、日本とベトナムのマスメディアにも報道されました。

 

 また19日(金)には、ベトナム国立鍼灸病院へ日本の鍼灸関係者28名で視察見学しました。

 

 詳しくは、報告記事を作成いたしました。ぜひ、ご覧くださいませ。

 

【鍼灸医学ベトナム国際セミナー報告】

目次

「−日本鍼灸医療の国際貢献と海外展開への挑戦−」p.1

「開会セレモニー・基調講演」p.1

「シンポジウム 日本鍼灸のデモンストレーション」p.4

「シンポジウム 講演 『ベトナム鍼灸の歴史と現状』」p.4

「企業展示」p.4

「在ベトナム日本大使公邸レセプション」p.4

「ベトナム国立鍼灸病院視察見学」p.5

「観光」p.5

「鍼灸医学ベトナム国際セミナー共同宣言」p.6

「今後の展望」p.6

 

 


◆ (公財)国際医療技術財団、(公社)日本鍼灸師会 クラウドファンディング報告会開催2018.3.11

(公財)国際医療技術財団、(公社)日本鍼灸師会 クラウドファンディング報告会が開催されました。

 

クラウドファンディングご協力者へ「鍼灸医学ベトナム国際セミナー」並びに「ベトナム国立鍼灸病院見学」についての詳細な報告がされました。

 

そして、意見交換会では、参加者が交流し、今後のベトナムでの日本鍼灸の貢献について多くの意見交換がされました。

 

2018年3月11日(日) 日本鍼灸会館にて

 

◆ 鍼灸ベトナム国際セミナー(1月18日ベトナム 首都ハノイにて開催予定)が「日越外交関係樹立45周年記念事業」第1号に選定されました。

国際医療技術財団、日本鍼灸師会、ベトナム政府保健省伝統医学局の三者機関のプロジェクトである鍼灸ベトナム国際セミナー(1月18日 ベトナム首都ハノイにて開催予定)が「日越外交関係樹立45周年記念事業」第1号に選定されました。

 

2017年6月に、安倍総理とフック首相により「日本とベトナムの広範な戦略的パートナーシップの深化に関する共同声明」が発出されました。

この日越外交関係樹立45周年の記念事業として、鍼灸ベトナム国際セミナーが2018年に行われる記念事業の先陣を切って行われることとなりました。

 

また、セミナー後のレセプションは、在ベトナム日本大使公邸で開催されます。

 

1/19には、ハノイの国立鍼灸病院の視察をしてきます。

 

尚、この鍼灸ベトナム国際セミナーは、厚生労働省・経済産業省・外務省の後援です。

 

引き続き、このプロジェクトを成功させるための資金として、クラウドファンディングのご協力を何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

残り10日となりました。

 

https://camp-fire.jp/projects/view/43257…

[キャンプファイヤー 日本の鍼灸を世界へ!]

 

※期間は、2017年11月18日(土)〜2018年1月17日(水)23:59までとなります。

 

◆ 朝日新聞社 鍼灸医学ベトナム国際セミナーの動画記事

日本から朝日新聞社が鍼灸医学ベトナム国際セミナーの取材に来られました。

 

アジア太平洋「The Asahi Shimbun Asia & Pacific 朝日新聞アジア太平洋」鍼灸医学ベトナム国際セミナーの動画記事をシェアさせていただきます

https://www.facebook.com/asahiasiapacific/videos/345628542507560/?hc_ref=ARQYSQ6gMeZ5sRSmbLV9eOB7Q69gBHy_Zd3AKB78VB1PGzzbLO0aOfNMKoVzvd27WRg&pnref=story

◆ −日本鍼灸医療の国際貢献と海外展開への挑戦− 日本の鍼灸で、ベトナムの人々を助けたい!ベトナムで、日本の鍼灸を伝える活動を行います。

−日本鍼灸医療の国際貢献と海外展開への挑戦−

日本の鍼灸で、ベトナムの人々を助けたい!ベトナムで、日本の鍼灸を伝える活動を行います。

 

国際医療技術財団、日本鍼灸師会、ベトナム政府保健省伝統医学局の三者機関でのプロジェクトです。

 

私は、日本鍼灸師会 国際委員会として取り組んでまいります。

 

このプロジェクトで実現したいことは、日本式鍼灸術を用いた医療サービスをベトナム国民に理解していただき、ベトナムの国民医療制度へ導入してベトナム社会へ普及することです。

 

繊細で痛みが少なく治療効果の高い日本の鍼灸をベトナム社会で普及させる第一歩として、ベトナム政府保健省伝統医学局と協力して国際セミナーを開催することになりました。

 

<鍼灸ベトナム国際セミナー>

開催日:2018年1月18日(木)

 

会 場:ベトナム 首都 ハノイ

 

テーマ:〜医療の向上に貢献する日本鍼灸術〜

 

主 催:公益財団法人 国際医療技術財団、公益社団法人 日本鍼灸師会、公益財団法人 国際開発救援財団、ベトナム政府保健省伝統医学局、ベトナム国立鍼灸病院

後 援:日本国政府 外務省・厚生労働省・経済産業省

協 賛:日本理学療法器材工業会

 

本事業の費用に関しては、ベトナム側の負担はほとんどなく、日本側が支出します。

 

つきましては、このプロジェクトを成功させるための資金として、クラウドファンディングのご協力をいただけますとありがたく存じます。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

https://camp-fire.jp/projects/view/43257?token=ifh4by4a#return__section

[キャンプファイヤー 日本の鍼灸を世界へ!]

※期間は、2017年11月18日(土)〜2018年1月17日(水)23:59までとなります。