一宮西病院 副院長兼神経内科部長 山口 啓二先生、神経内科の諸先生方とセイリン株式会社 武田氏、(一社)愛知県鍼灸マッサージ師会 足立会長、中島先生、(一社)愛知県鍼灸師会 長谷川会長、児山で会談いたしました。
セイリン株式会社の武田さんよりお話をいただきまして、一宮西病院へ訪問させていただきました。
頭痛患者における医療連携について、とても前向きな会談となりました。
頭痛で困っている患者様のためになれるようシステム造りに尽力できればと思います。
2019年4月4日(木) 一宮西病院にて
第31回名大総診統合ヘルスケア外来研究会(研究後第16回)に、出席いたしました。
名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチームでのRTDが行われました。
また、各専門家同士での情報共有は、多くの学びとなっております。
2019年1月20日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
第30回名大総診統合ヘルスケア外来研究会(研究後第15回)に、出席いたしました。
今回で、30回目を迎えました。
多職種でのRTDが行われました。
大変多くの学びとなります。
2018年10月21日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
名大統合ヘルスケアチームの中村先生によるマインドフルネスの「歩く瞑想会」に参加いたしました。
中村先生は、チームの仲間で、アロマセラピストで僧侶のステキな先生です。
とても気持ちの良い鶴舞公園の木々の中で、歩く瞑想体験をさせていただきました。
自分の身体の動きや呼吸を感じて、今の自分を感じて、散策することがとても気持ちよかったです。
心のゆとりって大事ですね。
忙しさで心と体がついていかないことありますね。
「心身一如」に整える時間となりました。
2018年10月21日(日) 鶴舞公園にて
第29回名大総診統合ヘルスケア外来研究会(研究後第14回)に、出席いたしました。
今回は、新メンバーの治療方法の講義、新規症例の検討、そして、これまでの症例の振り返りが行われました。
多職種連携は、多角的な視野が育まれ、幅広い領域の学びとなります。
2018年7月15日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
第28回名大総診統合ヘルスケア外来研究会(研究後第13回)に出席いたしました。
新年度になり、新しいメンバーも加わりました!!
今回は、東京からNHKチーフ・ディレクターの方が、見学にいらっしゃいました。
ますます統合ヘルスケア(統合医療)が、さまざまな病気の治療に役立てられています!!
2018年4月15日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
第6回日本プライマリ・ケア連合学会 中部ブロック支部学術集会が開催され、シンポジウムの講師をいたしました。
教育講演にて、日本統合医療支援センター代表理事 織田 聡先生による「日本型統合医療の理念」についてご講演がありました。統合医療の誤解について、統合医療本来の理念、医師が補完医療提供者と連携する意義について等ご講演がされました。
シンポジウムでは、名古屋大学大学院医学系研究科総合診療医学 佐藤 寿一先生の座長による「プライマリ・ケアにおける統合ヘルスケアの実践」をテーマに行われました。
シンポジウム01にて、名古屋大学医学部附属病院総合診療科 伊藤 京子先生による「名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチームの試み」についてご講演がありました。
名古屋大学総合診療科統合ヘルスケア外来について、家庭医療と統合医療、統合医療において医師に必要なことについてご講演がされました。統合医療において医師として必要なことは、補完療法についての技術や知識よりもむしろ、総合的な診断能力や患者とのコミュニケーション能力、チームをコーディネートする能力であること。
そして、日本で望ましい形での統合医療が広がるためには、プライマリ・ケア医の参加が鍵となっていること等がご講演されました。
シンポジウム02にて、東洋医学総合はりきゅう治療院一鍼 児山 俊浩による「統合ヘルスケアにおける鍼灸治療」についてお話させていただきました。
名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチームのRTD(ラウンドテーブル・ディスカッション)の対象となった患者の治療を、当院では2013年に初めて担当した。家族背景に大きな問題を抱えた患者だったが、治療経過は良好で治癒に至った。その経験も含めて、統合ヘルスケアにおける鍼灸治療の意義について検討したので報告させていただきました。
そして、チームに参加したことにより、共通言語で報告することや相互理解が深まり、多角的な視野が広がり、今、必要な治療の選択ができるようになっている。
1. 伝統的鍼灸治療(経絡治療)
2. EBM(Evidence Based Medicine)
3. 心理社会的因子
4. セルフケア
統合ヘルスケアにおける鍼灸治療としての方法を、4つご紹介させていただきまして、心と身体の両面からの鍼灸治療を積み重ねることによって、東洋医学でいう「心身一如」としての本当の健康につながる内容についてお話させていただきました。
シンポジウム03にて、日本ヨーガ療法学会 半谷 明美先生による「医療におけるヨーガの役割~統合ヘルスケアチームから学ぶ~」についてご講演がありました。
ヨーガの智恵を医療に役立てるために伝統的ヨーガの中から心身の健康に役立つ技法や、智恵を抽出し、効果的に実習できるように改良したのがヨーガ療法であること。そして、近年伝統的ヨーガの考え方である人間構造論と人間機能論に基づいた健康診断法によるヨーガ療法アセスメントが確立していること等についてご講演されました。
ヨーガでは人間存在を五つの鞘で表すことを人間五臓説と呼んでいる。これらの鞘の状態を正しく認識できないことが心身の状態を乱れさせ、様々な病が生じてくると考えられている。病気の原因をアセスメントし指導を行った症例の報告についてもご講演されました。
シンポジウム04にて、アロマとハーブの専門店KANON~香音~ 安田 由佳先生による「ヘルスケアにおけるアロマテラピーの有用性」についてご講演がありました。
精油を植物油に希釈して行うアロマトリートメントでは、施術中にこれまでの人生のストーリーを話されることも多く、触れるという行為によって患者との関係性を築くこともでき、大切な存在であることを確認することも可能である。この過程により、気づきを得て負の感情を手放せたり、認知の変容により体に起こる症状の軽減や改善につながることもある。
患者のmind/body/spiritに働きかけることで自己治癒力を向上させたり、症状緩和やQOLの向上を目的として補完代替療法として有用である。また、セルフケアが可能であることからも、予防医療としても有用な手段であることについて等ご講演されました。
シンポジウム05にて、岐阜県総合医療センター 鈴木 美砂子先生による「名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチームに参加して~臨床心理士の立場から~」についてご講演がありました。
チームが機能する上では、異なる意見や困難な患者に関わる不安もが共有され、チームで対応できる場であることが求められる。多様な視点への関心と、相手の立場を尊重しわかりやすく伝え返すことができるコミュニケーション力はメンバーとして求められる資質と思われる。同時に、ヘルスケア領域は医師の優位性が明確な場であるだけに、主催者である医師がメンバーの意見に耳を傾けるという土壌の上に成立したと感じている。
この5年間の継続こそが、チームや、実際の治療場面との相互作用のあり方を示すものではないだろうかとご講演されました。
各講演後に、総合討論を行いました。医師との連携についてや統合医療を各地域で実践するために必要なこと等々についてディスカッションされました。
貴重なご機会をいただきまして、とても大きな経験と学びをさせていただきました。
そして、ご参加されました先生方の統合医療・統合ヘルスケアについての見解や関心などを伺えることができまして、大変勉強になりました。
少しでも統合医療・統合ヘルスケアが広がることにつながれば、嬉しく思います。
2017年11月26日(日) 名古屋大学医学部鶴友会館にて
第26回(研究後第11回)名大総診統合ヘルスケア外来研究会、名古屋大学総合診療科統合ヘルスケアチーム第2回公開ラウンドテーブルディスカッション(RTD)が開催され出席いたしました。
第2回公開RTDでは、アリゾナ大学での統合医療プログラムで行われたケースをベースにRTDが行われました。さらに、今回は参加者の中から、発言者としてRTDの場に参加していただきました。大変多角的に、活発なディスカッションとなりました。
シンポジウムでは、統合ヘルスケアチームのメンバーによる「統合ヘルスケアチームに参加して」をテーマに、参加した経緯、アプローチ方法、学びになったこと、難しかったことなどの発表がされました。
次に、参加者全員を含む4グループに分かれ、「統合医療に期待すること」「自分一人では難しい例」をテーマに意見交換をして、グループ毎に発表されました。
最後に、名刺交換会が行われ、交流がされました。
今回ご参加いただきました先生方が、各地域にて統合ヘルスケアの展開につながるきっかけとなればと思います。
尚、名古屋大学医学部附属病院総合診療科 佐藤寿一先生のインタビューならびに第2回公開RTDは、『医道の日本』誌に掲載されます。
2017年10月15日(日) 名古屋大学医学部附属病院鶴友会館にて
第25回(研究後第10回)名大総診統合ヘルスケア外来研究会に出席いたしました。今後も、困っている患者様のために一助となれるようがんばってまいります。
2017年7月16日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
(公社)日本鍼灸師会として第1回日玖統合医療シンポジウムにて交流いたしました。
2016年に、安倍首相の歴史的キューバ訪問により、健康分野における重要な協定が締結されました。そして本日、日本統合医療学会は、キューバ生体エネルギー・自然医療学会と包括的な学術協定の締結がなされ、調印式が行われました。今後、国際的学術交流が推進されることと思われます。
現在キューバは、プライマリ・ヘルスケアが世界で最も整備されており、統合医療先進国として高い評価を受けています。キューバでは、国民の教育と医療は無償であります。そして、自然伝統医療は、地盤としてあり、その上に近代西洋医学に組み込まれていった経緯があるため、日本でいう「統合医療」という概念がありません。自然伝統医療と近代西洋医学を組み合わせが、通常の医療として確立しております。キューバの統合医療は、直面する高齢化社会や災害時においても大いに貢献しております。
2017年7月15日(土) 東京大学医学部教育研究棟14階 鉄門記念講堂にて
第24回(研究後第9回)名大総診統合ヘルスケア外来研究会に出席いたしました。患者様にとりまして適切な治療を検討するためにRTDを行いました。多角的な視野を持つことで、いろいろな面からのアプローチが可能となっております。
2017年4月16日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
名古屋大学医学部附属病院総合診療科統合ヘルスケアチーム公開RTD(ラウンドテーブル・ディスカッション)が開催され出席いたしました。2012年より1年8ヶ月にわたり名古屋大学大学院医学系研究科の統合医療研究を経て、研究後も名古屋大学医学部附属病院総合診療科を中心に統合ヘルスケア(統合医療)の実践を行っています。4年に渡り、RTDを行ってきまして、今回初めて公開されることとなりました。統合ヘルスケア(統合医療)とは、医師と患者のコンコーダンスに基づき、西洋医学と補完代替療法とを融合(単なる併用ではない)させた上で最適な治療を行うことであります。最適な治療を最適なタイミングで選択するためにRTDが行われます。今回の公開RTDでは、80名満席の状態で、ご参加いただいた方々の関心の高さを感じました。名大統合ヘルスケアチームのメンバーは、医師、漢方医、鍼灸師、保健師、運動療法士、管理栄養士、臨床心理士、芳香療法士、ヨーガ療法士で構成され、ヒエラルキーはありません。どこへ行っても何をしても改善がみられない難治性患者のために多職種協働連携し、多角的なアプローチを行う統合ヘルスケアは、今後ますます必要とされる医療となると考えられます。私は、鍼灸師(経絡治療)として4年に渡り経験をさせていただきましたことで、多くの学びを得させていただいております。今後も実践を通して、学びを深められるように務めてまいりたいと思います。
2016年11月13日(日) 名古屋大学医学部附属病院 鶴友会館にて
第5回名大総診統合ヘルスケア外来研究会に出席いたしました。今回も充実したRTDを行いました。信頼関係も深まり、チームでの医療に磨きがかかってきていると感じます。優れた専門家の先生方とのRTDは、大変興味深く、多角的な視野が育まれます。全員が患者様のためにできるサポートを真剣に行っていることに本当にすばらしい医療であると実感しております。これからも、どこに行っても良くならない患者様の助けとなれるようがんばってまいります。
2016年4月24日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
第4回名大総診統合医療外来研究会に出席いたしました。今回も有意義なRTDを行いました。2012年11月より名古屋大学大学院医学系研究科での統合医療の研究協力をさせていただいてから4年目になり、ますます医療連携が深まってきていると感じております。今後も患者様の一助となれるよう研鑽してまいります。
2016年1月24日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
第3回名大総診統合医療外来研究会に出席いたしました。今回も有意義なRTDを行いました。専門家が患者様のためにこんなにもディスカッションできることにあらためてすばらしい医療であると実感します。2012年11月より名古屋大学大学院医学系研究科での統合医療の研究協力をさせていただいてから約3年近くお世話になり、医療連携するための知識ならびに鍼灸師としての研鑽を積ませていただき多くの学びを得させていただいております。
2015年10月4日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて
第2回名大総診統合医療外来研究会に出席いたしました。2012年11月より1年8ヶ月にわたり名古屋大学大学院医学系研究科での統合医療の研究協力をさせていただきました。研究後、名古屋大学付属病院総合診療科と連携し研究会に参加させていただいております。とても深い学びが得られることに感謝しております。
2015年6月28日(日) 名古屋大学大学院医学系研究科基礎医学研究棟にて