安産
安産灸は、お産や陣痛の痛みをやわらげたり、スムーズなお産で分娩所要時間を少なくするなどの効果があるツボ「三陰交」にすえるお灸のことです。
ここ2~3年で急激に広まったり話題になりましたが、日本では1000年以上の歴史がある鍼灸治療です。
ツボの中にも、お産や婦人科に効くツボは多く、安産灸は主に、妊娠5ヶ月以降に胎動が始まってから三陰交にお灸をすえる安産灸や、逆子に効果がある至陰にお灸をすえる逆子の灸のほか、つわりなど、妊娠中のつらいところへの相談や鍼灸診療を行ってくれます。
患者さまの声
39歳 主婦
高齢出産を乗り切り、安産でした。37歳で流産を経験後、39歳で初産。
病院では流産経験もあるため、妊娠初期はできるだけ安静にするように言われ、また高齢出産ということで妊娠中毒症に注意するようにも言われていました。鍼灸は胎児の成長にいいと聞いていたので、つわりがつらかったので、そのころ頃から一鍼さんでお世話になりました。
何を食べてもすぐに吐いてしまっていたのですが、治療をはじめて2~3回(2週間ぐらい)で少しずつ軽くなり、特に食べられないものもなく、何でも食べれるようになりました。
その後の経過はとてもよく、臨月に3222gの元気な男の子を出産することができました。
胃腸も丈夫でアレルギーなどもなく、元気に成長しています。
35歳 主婦
妊娠中の体調管理に通いました。5年にも渡る不妊治療の末、子どもが授かりました。年齢も35歳だったので、出産への不安も大きく、精神的にも不安定な時期がありました。
赤ちゃんが7か月ごろになると、肩こりや腰痛もひどくなったため、一鍼に通い始めました。1回の治療で肩こりや腰痛も楽になり、また便秘もあったのですが、すぐに排便したのでびっくりしました。その後、体調管理と赤ちゃんの成長のために、週1回のケアで通院し、元気な男の子を出産することができました。