(信州健康ランドにて)
(公社)日本鍼灸師会 平成30年度 スポーツ鍼灸トレーナー実地研修会(松本マラソン) の運営並びに参加をいたしました。
小峰 拓也先生「埼玉ラグビーにおける鍼灸ケア活動」(報告)、全日本鍼灸学会スポーツ委員会委員長 呉竹学園 東洋医学臨床研究所所長補佐 医学博士 金子 泰久先生「マラソン競技における腰下肢のスポーツ障害への鍼灸治療」(教育講演)、信州大学 学術研究院医学系 特任教授 医学博士 能勢 博先生「熱中症の原因と対策」(特別講演)、長野県針灸師会副会長 長野冬季オリンピック軽井沢会場責任者 大窪 隆人先生「痛みに効かせる鍼 効かせるツボと効かないツボ」(実技講演)をご講演いただきました。
「報告」では、埼玉県におけるラグビーの鍼灸ケア活動についてご報告をいただきました。埼玉ラグビーの実際の現場での活動をお伝えいただきました。
「教育講演」では、フルマラソン出場までの練習、ランナーに多い疾患・愁訴と評価、ランナーに多く用いる経穴について実技を交えて、ご講演いただきました。
「特別講演」では、熱中症のメカニズム、血液量を増やすには、インターバル速足トレーニングについて、分子生物学的裏付け、国外の評価、将来展望などについてご講演いただきました。
「実技講演」では、現場における効果的な取穴方と刺激量の優しい刺鍼法を実演いただきました。
30日(日)の実技及び松本マラソンでの実地研修は、あいにくの台風の影響のため残念ながら大会が中止となりました。
この実地研修会のため長野県針灸師会のスタッフの先生方には、大変ご尽力いただきまして、心より感謝しております。
全国の指導者の先生方におかれましては、悪天候にもかかわらずご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
これからの各都道府県でのご活動、そして、鍼灸臨床に生かしていただければ幸いと存じます。
2018年9月29日(土)~30日(日) 信州健康ランドにて