(中部大学にて)
中部大学アクティブアゲインカレッジ(CAAC)2016年度春学期2期生2年次専門科目「東洋医学」授業を(一社)愛知県鍼灸師会として務めてきました。CAACは、満50歳以上の方のシニア大学です。
今回の授業では、「世界に広がる鍼灸」をテーマに特定非営利活動法人アフリカ支援アサンテナゴヤの事業に参加させていただいたケニアGEM EAST村での無料医療活動鍼灸部門報告を元に講義と動画を見ていただきました。ケニアでの鍼灸治療を通して、東洋医学の特徴を理解していただき、ケニアで実際に使用したツボに、お灸、円皮鍼、小児はりを行い、ご家庭で安全にできること、かつ楽しみながら東洋医学を学べることを目標に、講義ならびに実技をさせていただきました。実技では、ケニアで診ました「腹痛」「眼科疾患」に対するお灸と円皮鍼を紹介し、また、ケニアで教室を開催した「疳の虫・夜泣き」等に対する小児はりを紹介させていただきました。そして、症状をお持ちの方からのご要望があり、男性の方を、説明しながら鍼(全身・経絡治療)をいたしました。
1期生もそうでしたが、2期生もすごい熱心な方が多く、ツボのご興味が高いです。東洋医学を好きになっていただき、専門的な使い方のコツをつかんで、ご自宅でのセルフケアとして健康にご活用いただければ嬉しく思います。
2017年5月16日(火) 中部大学にて