第17回 公益社団法人 日本鍼灸師会 全国大会 ㏌ 愛知の閉会にあたり、ご挨拶を申し上げます。このたびは、関係省庁ならびに関係団体の皆様には多大なるご支援ご協力をいただき、厚くお礼を申し上げます。
本大会は初の愛知県での開催であり、準備を進めていくにあたって、まずは何から手をつけて良いのかもわからないような状態からのスタートではありましたが、日本鍼灸師会、東海北陸ブロック、愛知県鍼灸師会の会員様、鍼灸学生の皆様、そして大会関係者の皆様のご協力のおかげで今日の閉会まで遂行することができました。大会実行委員会の皆様には、深夜まで会議を重ね、各担当者が責任を持って行動してくださったからこそ、おこなうことができたと思っており、感謝の気持ちでいっぱいです。また、今回のハイブリッド方式ならびにアーカイブ視聴は、専門業者を入れることなく、鍼灸師の仲間でおこないチャレンジいたしました。
そして、参加人数ですが、現時点で会場参加が469名、Web参加が157名、合計626名の多くの皆様にご参加をいただくことができました。また、アーカイブ視聴のみの申込受付が開始されますので、最終的な総数は少し変わると思います。
COVID-19の感染者数が増減する不安定な社会状況のなかにもかかわらず、会場ならびにWebでご参加くださいました皆様に、心より感謝を申し上げます。
さて、本大会のメインテーマは、「ヒトを診る-東洋医学の全体観-」といたしました。現代のストレス社会におけるさまざまな病気に対して、一人の患者について、部分のみならず全体を、身体のみならず精神をも含めた全体観を通して診ていくことが、臨床上ますます重要になってきており、このテーマに向き合う大会とさせていただきました。このたび、各分野における一流のすばらしい講師の先生方にご登壇していただきましたことに、感謝の念に堪えません。
なお、皆様に喜んでいただける大会にしたいと準備を重ねてまいりましたが、行き届かない点など多々ございましたことに、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
最後になりますが、本大会に参加されました皆様にとりまして有意義な時間となられましたら、たいへんうれしく思います。われわれ鍼灸師の資質向上は、「国民の健康を守る」ことにつながると確信しております。ぜひとも、明日からの臨床につなげていただければ幸甚です。
以上、私からの挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
第17回 公益社団法人 日本鍼灸師会 全国大会 in 愛知
大会実行委員長 児山 俊浩
(ウインクあいちにて)