(中部大学にて)
中部大学アクティブアゲインカレッジ(CAAC)2018年度秋学期2年次専門科目「東洋医学」授業を(一社)愛知県鍼灸師会として務めてきました。
CAACは、満50歳以上の方のシニア大学です。
授業では、「世界に広がる鍼灸」をテーマに特定非営利活動法人アフリカ支援アサンテナゴヤの事業に参加させていただいたケニアGEM EAST村での無料医療活動鍼灸部門報告を元に講義と動画を見ていただきました。
ケニアでの鍼灸治療を通して、東洋医学の特徴を理解していただき、ケニアで実際に使用したツボに、お灸、円皮鍼、小児はりを行い、ご家庭で安全にできること、かつ楽しみながら東洋医学を学べることを目標に、講義ならびに実技をいたしました。
実技では、ケニアで診ました「腹痛」「眼科疾患」に対するお灸と円皮鍼を紹介し、また、ケニアで教室を開催した「疳の虫・夜泣き」等に対する小児はりを皆で体験していただきました。小児はりは、大人にも対応した全身の施術の流れと疾患別にお伝えいたしました。
「鍼灸に疑心暗鬼だったが、これまでの鍼灸に対するイメージが変わって自分の健康のために行っていきたい」というお声をいただき、大変うれしく思います。東洋医学、鍼灸を知るきっかけとなり、健康のためにセルフケアを実践していただければ幸いです。
2018年10月11日(木) 中部大学にて