大学院修士課程3年間の論文本審査最終試験となります。張り詰めた緊張感のある場でした。特に、発表が一番最後でしたので、順番を待っているだけで相当緊張しました。「男性不妊症(乏精子症・精子無力症)患者を対象とした鍼治療効果-ランダム化比較試験(RCT)による検証-」を発表させていただきまして、とても良い経験となりました。そして、有意義なご質問をいただけましたので、大変勉強になりました。今回の研究を基盤として、今後も継続して、研究を進めていこうと思います。これまで、何度も心が折れそうになり、ストレスに押し潰されそうになりましたが、あきらめないで本当に良かったと思います。研究というのは、ものすごく奥深くて、学ぶことが多くあります。とても大変なことではありますが、それゆえ大事なことであり、力を注いでいくべきことであると感じます。治す方法のない多くの男性不妊症患者にとりまして、少しでも鍼灸で寄与できるよう、質の高い研究及び機序解明に取り組んでまいりたいと考えます。御指導頂きました明治国際医療大学医学教育研究センター泌尿器科納谷佳男教授、明治国際医療大学基礎鍼灸学講座谷口博志助教、京都第二赤十字病院泌尿器科邵仁哲部長、名古屋泌尿器科病院小島宗門院長に深く感謝申し上げます。
のこすは、「質疑に対する応答文」作成と「修論」校正が完了すれば修了です!
2017年2月12日(日) 明治国際医療大学 京都駅前サテライト(キャンパスプラザ京都)にて