2011年11月16日&17日で東日本大震災被災地鍼灸ボランティア活動をさせていただきました。
3月11日の東日本大震災発生すぐ現地へ赴きたいと思い続けて、チャリティーバザー、募金箱、缶バッヂ、物資や支援金・義援金の寄付など中部地区としての後方支援としての活動をして参りました。
しかし、震災から8ヶ月が経ち、復興が進まない中、この震災を風化させてはいけないと思い、そして、寒くなりボランティアが減少していく中で、今こそ被災地へ行くことができればと思い行かせていただきました。
宮城県東松島市の仮設住宅の集会所にて鍼灸ボランティアをさせていただきまして、被災された方々のお話を聴かせていただき、施術させていただきました。鍼灸治療が初めての方もいらっしゃいました。高血圧の方が施術後少し血圧が下がったり、股関節痛でびっこ引いていた方が、歩行時痛みが軽減したりと喜んでくださいました。皆さま、本当にとても人柄が良く、がんばっていらっしゃる姿に私の方が元気をいただいてしまいました。今回貴重な経験をさせていただいて心より感謝しております。
また、石巻、女川の現在の状況を見させていただきまして、瓦礫がかなり整理されていましたが、壊滅的な状況には変わりありませんでした。リアルに津波の恐ろしさを感じました。とても感じることが多く、やはり実際に現地を見る事は、大切なことであると思いました。これからも継続して、自分のできることをさせていただければと思います。
被災地でのボランティアコーディネートをしてくださいました宮城県鍼灸師会会長樋口先生、現地で大変お世話になりました先生方に心より感謝を申し上げます。
2011年11月16日(水)