(札幌コンベンションセンターにて)
第65回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 北海道大会「これからの日本の医療を担う鍼灸〜鍼灸治療と医療連携〜」に参加いたしました。医療連携をする上で、鍼灸師が各疾患における診療ガイドラインを把握し、活用することはベースとなると思いました。また、診療ガイドラインを把握することで、臨床力も上がり、これから必要とされるエビデンスも明確になると思いました。そして、研究の分野では、京都大学社会健康医学系専攻 医療疫学分野 教授、福島県立医科大学 副学長 福原 俊一先生の「臨床研究の道標−研究デザイン7つのステップ−」を5年全5回開催中のトータル4回を受講させていただきました。臨床研究のリテラシーとコンピテンシーを学ばせていただきました。そして、コホート研究やケース・コントロール研究等について臨床研究デザインを組立てるために継続的な勉強が必要であると感じました。また、エクスカーションでは、北海道医療大学北方系生態観察園に行きました。北海道医療大学薬学部 准教授 堀田 清先生より山中の薬草園を散策しながら、漢方の考え方をご教示いただきました。とてもすばらしい薬草園で、北海道ならではの薬用・北方系植物、そして、雄大な景観に感動いたしました。そして、全国の多くの先生方とお話させていただきましたことを嬉しく感じ、とても学びのある楽しい学会でありました。
2016年6月10日〜12日 札幌コンベンションセンターにて